ギャンブル依存症のセルフチェックと相談窓口
ギャンブル依存症は、意志の強い弱いに関係なく、誰がなってもおかしくない病気です。そして、治療や周りの支えで回復していけるものでもあります。気になるサインを確かめるチェックと、無料・匿名で話せる相談先をご紹介します。
簡易セルフチェック
ここ1年のご自身を思い浮かべながら、近いと感じるものにチェックを入れてみてください。病院での診断の代わりになるものではありません。今の状態に目を向けるための、ちょっとしたきっかけとして使っていただければ十分です。
全国の相談窓口
| 窓口 | 内容 | 連絡先 |
|---|---|---|
| 精神保健福祉センター | 都道府県と政令指定都市ごとにあります。依存症の相談、回復のためのプログラム、家族向けの相談まで。無料で、秘密は守られます。 | お住まいの都道府県・市のウェブサイトで確認 |
| 保健所 | いちばん身近な地域の窓口。必要に応じて専門機関につないでくれます。 | お住まいの市区町村 |
| 依存症対策全国センター | 全国の相談窓口や、依存症を診てくれる医療機関を探せます。 | ncasa-japan.jp |
| GA(ギャンブラーズ・アノニマス) | 同じ悩みを持つ本人どうしが集まる自助グループ。各地でミーティングが開かれています。 | 「GA 日本」で検索 |
| ギャマノン | 家族や友人の立場の人が支え合う自助グループです。 | 「ギャマノン」で検索 |
| 法テラス | 借金や債務整理についての法律相談。条件を満たせば無料です。 | 0570-078374 |
| 消費者ホットライン | 「必勝法」や情報商材をめぐるトラブルの相談に。 | 188(いやや) |
もし「もう生きているのがつらい」と感じるほど追い詰められているなら、どうか迷わず救急(119)や、お住まいの地域のこころの相談窓口に連絡してください。
サインに気づいたときにできること
いきなり完璧を目指す必要はありません。できそうなものから一つずつ試してみてください。
- お金に手が届きにくくする:クレジットカードや暗号資産の口座を家族に預ける、カードの利用限度額を下げておく、など。
- いつもの時間と場所を変える:ギャンブルをしがちだった時間に、別の予定を入れてみる。アプリや関連サイトのブックマークも消しておく。
- 公営競技の利用制限を使う:競馬・競輪・競艇・オートレースには、本人や家族が申し出ることでネット投票を利用できなくする仕組みがあります。
- 借金の肩代わりは、いったん立ち止まって:家族が代わりに返してしまうと、問題が表に出にくくなり、結果として回復が遠のくこともあります。お金を出す前に、まず相談窓口へ。
家族や身近な人ができること
大切な人を心配するあまり、つい強く責めたり、行動を見張ったりしてしまうのは自然なことです。ただ、それだけだと本人が隠すようになってしまう場合があります。まずは話を否定せずに聞いてみること。そして、家族自身も相談窓口や家族会とつながって、ひとりで背負い込まないことが大切です。家族からの相談は、多くの精神保健福祉センターで受け付けています。
当サイトの考え方
編集部より:このサイトの計算ツールやシミュレーターは、「続けるほど負けていくのはなぜか」を数字で納得してもらうために作りました。攻略法では負けを取り戻せない理由は攻略法の解説にまとめています。
毎年5月14日〜20日は「ギャンブル等依存症問題啓発週間」です。
よくある質問
ギャンブル依存症は回復できますか?
はい、回復を目指せる病気です。専門的な治療や支援を受けたり、自助グループに参加したりしながら、少しずつ暮らしを立て直していくことができます。早めに相談できれば、借金などの問題もそれだけ小さいうちに手を打てます。
相談するのにお金はかかりますか?
精神保健福祉センターや保健所への相談は無料です。医療機関での治療も、健康保険が使える場合があります。
本人が嫌がっています。家族だけで相談してもいい?
もちろん大丈夫です。家族だけの相談に応じている窓口はたくさんあります。まずはご家族が話を聞いてもらうところから始めてみてください。